日本女性偶像歌手自称语探讨——以歌词为中心

发布时间:2022-07-12 21:48:05 论文编辑:vicky

本文是一篇日语论文,本文为了揭示日本女性偶像歌词中出现的“自称语”的变化,对1970年代和2000年代的歌词进行了比较和分析。另外,从女性偶像歌词中使用的自称词的变化,从语言观点上分析偶像形象的变化,在寿岳(1979)、难波江(2001、2002、2003)尾崎(2014)、吉崎(2015)等性别研究中,不仅是歌词中的女性形象的变化在大众传媒的进化和时代背景方面对偶像歌词进行了变化考察。

2研究背景

2.1先行研究

2.1.1対話資料と文学作品における自称語研究研究

対象の面から見ると対話資料を用いる調査は一番多く。その中、本稿では小林美恵子(1997)、木川行央(2011)、吉田裕久(1990)、桜井隆(2002)、滝浦真人(2015)、金水敏(2007)を取りあげる。

日本語には「女ことば」と「男ことば」があり、その話し手の性差は特に文末形式と人称詞に現れやすいとされる(铃木,1973)。日本語の自称語の使い分けに関する主要研究の中で小林(1997)は、自称語の使い分けについて、話し手の性差に主眼を置いて検討している。小林は、およそ次のように述べている。「自称語としては「わたくし」「わたし」が男女共通に最も標準的に用いられている。男性より女性のほうがもっと幅広く使っている。これは、男性専用語として用いられている「ぼく」と「おれ」があるからであろう。このほかに、「自分」「わし」などがあり、女性の場合は「わたし」の変形の「あたし」を使う人も結構見られる。」

「自分」を男性専用の自称語と扱う論考については、木川(2011)は若者を中心に調査を行った。木川によると、「自分」の使用は地域の影響も見られる、つまり、関西地域などでは、男女関係なく、対称詞としてもようく用いられている。金水(2007)は、役割語における自称語について研究を行った。自称語として老人語と博士語では「わし」をよく使い、「ぼく」「おれ」は男性専用語、「わたし」は男性も公的な場面では使用するが、女性は場面に関わらず使用し、「あたし」は女性が私的な場面で使用し、これらは実際の発話に関わらず役割語として今日では広く日本人に共有され、様々な作品に利用されていることを指摘している。

2.2問題提起

性差を中心に自称語の使い分けの研究を取りあげる調査は対話資料や文学作品から研究を行う学者は数多くいるものの、現代歌詞を対象として自称語の調査は不足で、J-POP歌詞を対象とした山西と山田(2008)はある程度で自称語を考察したが、「あたし」以外の自称語の検討はまだなされていないといえる。

そして前節にものべたように、先行研究におる歌詞の分析は、主にジェンダー研究に集まっている。ジェンダーの面から、寿岳(1979)や難波江(2001,2002,2003)は歌詞中の女性像の変化を女性社会進出や男女平等化と解釈した。角(2013)は彼らの研究結果を生かし、女性歌手が歌詞に対称詞「きみ」を使用し始める現象を考察した。しかし、角の考察の中で、「ぼく」や「自分」などをはじめ、ほかの自称語の変化についての検討は不十分で、且つ該調査のデータの充実性もよく問われ、分析者の主観に基づく判断が混在している可能性も考えられる。

ジェンダーの観点からの日本語の研究が見られるようになるが、その中でも歌詞を分析資料とした研究には、難波江(2001,2002,2003)、尾崎(2014)、吉崎(2015)など、かれらの研究のデータは1970から2010にかける女性歌手の歌詞であり、2010年以降のデータは欠けている。つまり、近10年の女性像がどのように変化しているかについての検討も不十分だといえる。それに加え、かれらのデータに共通点として、常に10年‐20年内だけの変化を注目し、まとまった調査と分析と考察はなされていなかったため、連続性も問われると思われる。

3調査対象と分析方法

3.1調査対象

本稿は、アイドル発展を行った先行研究(稲増龍夫,1989、植田康孝,2013、太田省一,2011、大森望,2016)の分け方を参考にして、調査対象とする日本の女性アイドルグループ又は単体を10年ごとに分けることにする。70年代の草創期、80年代の黄金期、90年代の氷河期、00年代の戦国期と分けているが、2010後の時期はまだ名付ていないため、先行研究(植田康孝,2017)に基づいて、この時期を転換期と呼ぶことにする。調査対象とする日本の女性アイドルグループ又は単体はの表3.1(章末で表示)の通り、デビューの時ではなく、一定の社会的認知度が出った時のアイドルを絞って当年代の代表できるものを研究する。従って、先行研究の選定法(山西と山田,2008、周密,2018)を用いい、社会的認知度・人気度を選定理由として以下の要件に当てはまるアイドルグループ又は単体を対象とされた。

①紅白歌合戦に出場

②オリコン株式会社の調査による年間販売CD数50位までに入る

そのアイドルの10年間のヒット作品(オリコン株式会社の調査年間販売シングル数による)を約20曲抽出し、歌詞コーパスを作成して用いる。曲数は、1970年代は150曲、1980年代253曲、1990年代101曲、2000年代185曲、2010年代194曲である。これらの歌はメディアを通じて繰り返し放送されることによって、社会の中で「繰り返し聴かれる」という共通の特徴を有している。

3.2分析方法

分析方法や段取りに関して、歌詞の自称語は時間とともに変化し続けているのは前節に述べたようであるため、本稿では時代を10年ずつわけて、自称語の表現に着目して分析を行う。具体的には、前述のコーパスにおける、各年代の各女性アイドルの歌詞から自称語を含む表現を取り出して整理して、各年代の自称語使用状況を比較しながら、歌詞から見られるそれぞれの自称語の特徴と変化を分析していく。

日语论文怎么写

3調査対象と分析方法.....................................9

3.1調査対象....................................................9

3.2分析方法..................................................9

4調査結果と分析..............................................11

5各時代における女性アイドルの歌詞の自称語の考察.........................13

5.1 1970年代の女性アイドル.......................................13

5.1.1草創期ー自称語と女性性...............................................13

5.1.2 1970年代女性アイドルのイメージ.....................................15

5各時代における女性アイドルの歌詞の自称語の考察

5.1 1970年代の女性アイドル

日本におけるアイドルの登場は、1970年代初頭とされる。1970年代、カラーテレビの普及と高度経済成長の中、日本におけるアイドルは登場した。草創期と呼ばれる1970年代のアイドルは、山口百恵に代表されるように、手が届かない「雲の上の存在」であり、熱烈な愛情を注ぐファンが多く、同性を含み幅広い層に共感を与えていた。その70年代の女性アイドル曲の自称語は図5.1の通りである。

5.1.1草創期ー自称語と女性性

日语论文参考

図5.1からみると、1970年代のアイドルの歌詞で使う自称語が最も多いのは「私」、超7割を占めることが分かる、でも使用割合は年代とともに減少する傾向がある論考もあるが、この年代、つまり1970年代に自称語の考察を行った鈴木(1973)は、女性にとっては「わたし」が一般的な一人称としての認識がある。小嶋(2017)にようるも、女性は自分を示す自称語は「わたし」であり、どの場面においても「わたし」を使用してきている。女性自称語の場合では、「私」最も出現率が高いが、その使用率は女性が9割、男性が1割で、ほぼ女性によって使用されていると述べっている。女性は、全年齢の女性が使用するが、男性は年配男性による使用が多い。それに対し、男性が使用する自称語は、近年になると「おれ」と「ぼく」の使用率が最も高い。より、「わたし」はフォーマルの場合にしか使わない「ぼく」よりも「おれ」の方がフォーマル度が低いことから、男性が使用する自称語は現在に近づくにつれて砕けたものになっていっていることが分かる。

6おわりに

日本のアイドル現象は世界のコンテンツ産業のなかの特徴的な存在であり、日本の経済に大きく貢献している。1970年代のテレビ時代から生まれたアイドル産業は、80年代の黄金期と90年代の氷河期をわたり、地下ライブおよびSNSを中心に活動するという形に進化しつつある。以前、テレビや雑誌からしか見えないアイドルは徐々に現実世界で接触可能になった。それとともに、アイドルとファンの関係性も変わりつつあって、アイドルの歌詞の中で現れる「自称語」も変化しつつある。

本稿では日本女性アイドルの歌詞の中で現れる「自称語」の変化を明らかにするために、1970年代と2000年代の歌詞を比較・分析した。また、女性アイドル歌詞の中に使用した自称語の変化から、語学観点の上でアイドルのイメージの変化を分析し、寿岳(1979)や難波江(2001,2002,2003)尾崎(2014)、吉崎(2015)などジェンダー研究においては歌詞中の女性像の変化だけでなく、マスメディアの進化や時代背景の面でアイドル歌詞の変化考察を行った。

時代が進むにつれ、「自称語」の種類と言及される頻度で、各時代に大衆から認めたアイドルのイメージが変化することが明らかにした。1970年代における草創期のアイドルは「仮想空間」にいる雲の上存在で、完璧な擬似恋愛対象のイメージを持っていた故に、普遍的な女性自称語の「わたし」を多用していた。黄金期における80年代のアイドルたちは、少女である自分をシミュレーション化していくことに、多様な個性をつくりはじめた。そのため、曲内に使用した自称語の種類も多くなった。そのあとはアイドルの氷河期と言われる1990年代、メディアで露出する機会を失ったアイドルは歌謡曲アーティスト寄りもしくは歌手寄り近づいて発展していた。曲の中の自称語も徐々に歌謡曲化になり「一人称」がなくなったことが分かった。メディアでの地位がなくなったアイドルは地下の「現実空間」に移したので、戦国期の2000年代における女性アイドルは、メインの男性フアンの共感を高めるために「僕」を使い始めた。2010転換期には、「仮想空間」から「現実空間」にいる会える身近な存在になることの上に、「ヴァーチャル空間」への展開も行い始めた。自称語の面から見ると、女性や若年層お含めた幅広いのファンを集めるために、「僕」の多様化使用し、「自分」を使い始めたことが分かった。

参考文献(略)