批评隐喻视角下中日首脑新冠肺炎疫情讲话的概念隐喻对比探讨

发布时间:2022-06-04 10:43:29 论文编辑:vicky

本文是一篇日语留学生论文,本文通过分析发现,习主席和安倍总理的科罗娜谈话存在着战争、旅行、拟人、机械、建筑、水、植物、比赛、试验等代谢综合征,而且两位首脑都主要使用战争、旅行、拟人、机械、建筑、水这6种代谢综合征。本文选取了这6个主要隐喻,分析了隐喻的映射关系,结果表明了以下内容。

1  はじめに

1.1  研究背景

2019 年末、新型コロナウイルス感染症が武漢で爆発し、その後急速に中国全土に蔓延した。突如として発生した新型コロナウイルス感染症を前にして、習近平同志を核心とする党中央は人民の生命の安全と身体の健康を第一に据え、最も厳しく、最も全面的で、最も徹底した予防措置で感染症に対応することを堅持している。習近平総書記は自ら指揮をとって、感染症対策を最優先事項としてとらえ、何度も会議を主催し、重要な談話を発表し、一連の重要な指示をした。

同時に、中国だけでなく、世界の他の国も新型コロナウイルスのパンデミックによる厳しい試練に直面している。パンデミックに対応するため、日本の首相は政府の関係閣僚や事業者、企業関係者などと会談し、感染症の予防措置と経済回復のための対策を講じたり、定期的に専門の記者会見を開き、日本の国民にコロナの感染状況を報告し、警戒を呼びかけたりしている。

習主席と安倍総理の談話は典型的な政治的言語である。政治的言語には豊富なメタファーが秘められている。政治家たちはよくメタファーの認知メカニズムを通じて、政治理解を達成し、大衆の感情的共鳴や道徳意識を呼び起こし、その政治力と道徳力を実現する。(梁婧玉,2015:4)メタファーの強大な説得機能により、Charteris-Black(2004)はメタファーを批判的ディスコース分析に取り入れ、批判的メタファー分析という新たなディスコース分析の方法を提唱した。批判的ディスコース分析の主な目的は潜んでいる政治的あるいはイデオロギー的な動機を明らかにすることであるが、批判的メタファー分析はあたかも鏡のように、言語の裏にある現実を示し、さらに言語、思考と社会の関係をさらけ出す。従って、本稿は批判的メタファー分析の視点から中日両国の首脳による新型コロナウイルスに関する談話(以下「コロナ談話」と略称)を分析し、それぞれの談話で多用されるメタファーを明らかにすると同時に、メタファーの機能とメタファーに潜んでいるイデオロギーや歴史的、文化的な要因を示していく。

1.2  研究目的

本稿は批判的メタファー分析を用いて、質的分析と量的分析の方法を組み合わせて、中日両国の首脳によるコロナ談話を比較分析し、主な研究目的は以下の通りである。

1)両首脳がそれぞれ用いている主なメタファーを明らかにする。

2)両首脳が用いている主なメタファーの機能を説明する。

3)両首脳が用いている主なメタファーの裏にあるイデオロギーや歴史的・文化的原因などを究明する。

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2  先行研究

2.1  西洋における批判的メタファー分析の研究

2.1.1  西洋における批判的メタファー分析の理論研究

批判的メタファー分析(CMA)は近年、西洋の比較的急速に発展している新しい研究方向であり、多くの研究者に認知言語学(CL)と批判的ディスコース分析(CDA)の学際的な研究の中でとても成果が豊富で、将来性のある分野であると考えられている。①この用語が初めて使われたのは 2004 に Charteris-Black による Corpus  Approaches  to Critical  Metaphor  Analysis という本の中であるが、その前にすでに認知言語学と批判的ディスコース分析は理論構築と具体的な応用分析においてそれぞれ一定の相補性を持っていると指摘し、両者の融合の可能性と必要性を論じる研究が多く出た。

まず批判的ディスコース分析の側では、CDA には認知の応用が必要だと考える学者がいる。Wodak は、ディスコースと認知は氏の研究の主な対象ではないが、社会的認知の原則とモデルは氏の多くの理論と考えを明確にまたは暗黙的に導いていると指摘した(Wodak,2006:179)。Koller は、認知理論と批判的ディスコース分析を結びつける点は、メタファーとディスコースの社会性との関係を詳しく記述することにあると指摘している(Koller,2005)。Van  Dijk の批判的ディスコース分析研究には認知的傾向があり、氏が提唱した社会的認知モデルは批判的ディスコース分析の主要な研究傾向の一つである(Wodak,2006)。そして、Van  Dijk は、社会構造とディスコース構造の間に直接的な関係は全く存在していないということ、そしてこれら 2 つの構造は、個人的そして社会的認知によって媒介されているということを主張し、テクストやディスコース実践を理解し、解釈するために個人的そして社会的認知の役割に焦点を当てている。Chilton の観点によると、多くの批判的言語学研究に欠けているリンクはまさに認知であるという(Chilton,2005)。O‟  Halloran は、認知言語学が批判的ディスコース分析の認知過程を明らかにするのに役立つと考え、認知言語学と CDA が相補関係にあると指摘している(O‟  Halloran,2003)。Stockwell はさらに、批判的認知言語学という学科を設立することを提案し、認知言語学と批判的ディスコース分析研究それぞれの重点に基づいて、両者の融合についていくつかの観点を示した(Stockwell,2007)。

2.2  日本における批判的メタファー分析の研究

2.2.1  日本における批判的メタファー分析の理論研究

西洋に比べ、日本における批判的メタファー分析の研究は比較的尐ない。

鍋島弘治郎(2005)は認知メタファー理論の CDA への応用という角度から批判的ディスコース分析と認知言語学の接点を検討した。氏はまず CDA と認知言語学の理論的枠組みを概説し、その共通点と相違点を指摘した。次に、両者におけるメタファー記述を概観した。具体的にいうと、氏は Halliday(1985)、Fairclough(1989,1995a)、VanDijk(1998)、Charteris-Black(2004)を取り上げ、それぞれのメタファーの取り扱い方を確認することによって CDA における従来のメタファーの使用を概観し、そして、認知言語学のメタファー理論の概念と道具立てを確認した。それから、氏は Fairclough(1995)の麻薬密売人に対する戦争の考え方を、Van  Dijk(1997)から「英国は友人である」というメタファーを、Van  Dilk(1998)から「相対主義とアフリカ系人種の文化はウィルスである」というメタファーを取り上げ、CDA の分野における既存の研究に認知言語学のメタファー理論を応用した。最後に、氏は認知メタファー理論は CDA に尐なくとも三点で貢献できると指摘した。第 1 は、認知メタファー研究におけるメタファー概念の明晰性と道具立ての豊富さである。第 2 に、写像という形でメタファーをスぺルアウトすることにより、導入している論理の一貫性が明らかになるとともに、論理的矛盾も明らかになる。第 3 に、認知メタファー理論のメタファーに関する研究の蓄積は、CDA で発見されたメタファーの意味合いの理解を助ける。

景山弘幸(2013)は社会言説を「批判的メタファー分析」する際に留意しなければならない点を指摘した。実際のコミュニケーションの場で生ずる言説をメタファー分析する際にはメタファーの仕組みである「メタファーの認知的側面」もさることながら、メタファーする動機付けである「メタファーの遂行的側面」が極めて重要であることを述べた。メタファーの認知的側面においても複合メタファーや混合メタファーの存在に留意し、その動機、発話行為的意味をよく勘案しなければならない。またメタファーの遂行的側面においては、写像時に付与される「価値中立写像時付加物(value  neutral  mapping  adjunct)」を使ってのサブメタファー創出の際に文化情報的な価値判断や好悪の感情が塗り込められていることを想定して言説分析を行うことが重要であることを述べた。

3  理論的枠組み .................................................... 15

3.1  概念メタファー理論 ................................................ 15

3.1.1  概念メタファーの定義とメカニズム ................................... 15

3.1.2  概念メタファーの分類 ......................................... 16

4  習主席と安倍総理の談話におけるメタファーの認定................................. 21

4.1  データの収集 ........................................ 21

4.2  メタファーの認定方法 ...................................... 22

4.3 メタファーの認定結果 ................................................ 23

5  習主席と安倍総理の談話におけるメタファーの解釈.................................. 25

5.1  戦争メタファー .......................................... 25

5.1.1  習主席の談話における戦争メタファーの分析 ............................... 28

5.1.2  安倍総理の談話における戦争メタファーの分析 .............................. 31

6  習主席と安倍総理の談話におけるメタファーの説明

6.1  メタファーの機能

6.1.1  説明の機能

人々はしばしば、メタファーを通して物理的な世界に対する自分の考え、意見、判断などを表現する。逆から言えば、メタファーは人間の行動、個人的知識、社会的ルール、人生経験、記憶、その他の要素に頼って構築されている。Lakoff と Johnson によると、われわれにとって重要な概念の多くは抽象的なものであるか、さもなければ経験の中で明確な輪郭をとらないもので(たとえば、感情、考え、時間など)、われわれはそれらをより明確に理解できる他の概念(空間の方向性、物体など)を利用して把握する必要があるという(1980:173)。

氏の視点から見ると、ある抽象的なものを別の明確な言葉で把握するのは当然である。パンデミック、コロナウイルス、感染者、政府関係者、ワクチンなどは、人々の日常生活にそれほど近いものではない。そのため、円滑なコミュニケーションを実現するためには、よく知っている概念を動員し、あまり知らない概念を理解する必要がある。メタファーの説明機能の実現は、メタファーの本質にあり、つまり別のものの経験を使って、あることを説明することである。

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例えば、政治家は新型コロナウイルスに対応することと戦争との間の類似性に基づいて両者の間につながりを作って、戦争の経験を境界と外見がよく見えないウイルスに投影し、人々のウイルスに対する認識を深めた。国の発展は一般大衆にとって抽象的なものであるため、両首脳は機械の運転と建物の建築を通じてそれを概念化し、シンプルにした。また、人の移動は理解しやすいから、あえて水の流れに喩える必要がないと思う人がいるかもしれないが、そのまま人の移動を使うより、水の流れを使う方が人々に生き生きとしたイメージを与え、政治的言語を読みやすくする効果がある。

7  おわりに

本稿は批判的メタファー分析に基づき、習主席と安倍総理の新型コロナウイルス感染症対策に関する談話におけるメタファーを認定し、それぞれの談話における主要なメタファーを詳しく解釈し、さらにメタファーがもたらした効果及び使用される原因について説明した。

分析を通じて、習主席と安倍総理のコロナ談話には戦争、旅、擬人、機械、建物、水、植物、試合、試験などのメタファーが存在しており、しかも両首脳とも主に戦争、旅、擬人、機械、建物、水という 6 種類のメタファーを用いていることが分かった。本稿では、この 6 つの主要メタファーを取り上げ、メタファーの写像関係を分析した結果、以下の内容が明らかになった。

 戦争メタファーは習主席の談話において一番多く使われているメタファーであり、メタファー総体の半数以上も占めている(55.17%)。それに対して、安倍総理の談話における戦争メタファーの比率は 8.39%であり、3 位にランクしている。習主席と安倍総理の談話において、戦争に関する表現は主に戦闘の両方、戦闘の性質、攻撃と防御、戦場、戦略、兵器装備、戦闘結果という七つの種類に分けられる。そして、習主席の談話における戦争メタファーは主に「感染拡大の防止」を語る場合に用いられている。新型コロナウイルス感染症対策は「感染症が敵である」「感染症の予防・抑制が戦闘過程である」「武漢が戦場である」「科学技術が武器である」などのメタファーによって概念化されている。安倍総理の談話においても、「感染の拡大を防ぐことが戦争である」という概念メタファーを構築している。その写像関係も習主席の談話とほぼ同様である。ただし、安倍総理の談話において、「日本経済の回復」も戦争メタファーの目標領域の一つである。「日本経済の回復は戦争である」というメタファーは「経済活動が行われる場所が戦場である」「持続的な経済成長のための政策が兵器装備である」などの下位メタファーによって概念化されている。他の相違点として、習主席の談話で使用された戦争メタファーは種類の面においても、共鳴値の面においても圧倒的に多いことが挙げられる。しかも、習主席の談話における戦争メタファーは系統的、連続的、動的な特徴を持っている。一方、安倍総理の談話では、戦争のメタファー表現はバラバラで、比較的単一である。

参考文献(略)