本文是一篇日语论文,笔者认为在翻译句子时,不管是长篇还是短文,首先要找到文章的主干,依次补充剩下的部分。另外,对于长篇文章最常用的翻译方法是分译法。另外,日语中有很多被动句的表达方式。在汉语中,习惯使用主动句和陈述句来叙述事实。其中,加译、减译的技术也经常被使用。在翻译文体时,为了与作者的风格一致,为了更突出主人公的特征,经常使用加译和修辞的翻译技巧。
第一章 翻訳の概況
1.1 著者と翻訳テキストの紹介
1.1.1 著者について
馳星周の本名は坂東齡人という。1965 年は北海道で生まれた。横浜市立大学を卒業し、出版社で編集者をしていた。1996 年『不夜城』で小説家デビューになった。同作で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞した。1998 年『鎮魂歌 不夜城 2』で日本推理作家協会賞、1999 年『漂流街』で大藪春彦賞を受賞した。主な著書に『生誕祭』『復活祭』『アンタッチャブル』『比ぶ者なき』『神の涙』『暗手』『雨降る森の犬』など多数である。
1.1.2 翻訳テキストについて
『少年と犬』は日本の有名な作家―馳星周の傑作である。本書は現代小説で、馳星周氏は彼独特の筆致で大震災が人々の心に与える影響を描いている。著者は簡単な 6 つの物語で多聞が人々の思想に対する救いを述べる。筆者はこのテキストを翻訳する時、原文の言語の特色を理解した上で、原文の内容と感情を忠実に再現するように努める。
該作品が出版されると好評を博した。しかし、出版されて間もないので、国内外の学者はまだ訳本を発表していない。『少年と犬』は岩手から九州からへ進んだ多聞という名の犬と旅の途中で出会った人々との交流を描いた連作の短編小説集である。小説は六つの物語がある。本翻訳実践報告は最初の物語を例にして翻訳する。
「男と犬」においては、主人公中垣和正はある日コンビニで多聞という犬を拾った。震災で職を失った和正は、家族のために犯罪に手を染めなければならない。その後、仕事に多聞を連れていくと、いつも仕事はうまくいき、和正にとって、多聞は「守り神」になった。その結果、和正たちは警察に見つけられ、追っ手から逃げていたところ、和正は死んで、多聞はほかの人に持っていかれた。多聞は和正の家族にしばらく暖かさを送った。
1.2 翻訳のプロセス
筆者は 2020 年 8 月まで翻訳テキストを確定し、7 月から 8 月まで関連資料を読み、基本的な理論を把握し、9 月までに論文のテーマを確定する。9 月から 12 月まで、テキストの翻訳を完成し、第 1 回訳文を校正する。2020 年 1 月から 2 月まで、第 2 回訳文を校正する。それから、日中翻訳実践報告を書き始める。3 月から 4 月まで、指導先生の指導で訳文の修正および日中翻訳実践報告の作成を完成する。
1.2.1 翻訳前の準備
翻訳前の準備作業は主に翻訳テキストの分析および翻訳ツールの選択などからなっている。まず、『少年と犬』の「男と犬」を選択し、翻訳テキストとして翻訳する。それから、翻訳前に全文を通読し、物語の背景を把握する。そして、理解しにくい部分をマークする。最後に、電子辞書やパソコンなどの翻訳ツールを準備する。
辞書について、筆者は『スーパー大辞林 3.0』や『新世紀日漢双解大辞典』や『新明解国語辞典(第 7 版)』などを利用する。原文の特有な語彙と文化は分からないところをインターネットで調べる。
第二章 機能的等価理論の選択
2.1 機能的等価理論の内容
機能的等価理論は、アメリカの著名な言語学者、翻訳学者、翻訳理論家であり、「翻訳界で最も影響力のある理論家の一人」とされるユージン・ナイダ(Eugene A. Nida)によって提唱された。ナイダは翻訳行為の 2 つの基本的な方向と基準——形式等価と動的等価を主張する。それに、この理論は、「訳文は読者にオリジナルとほぼ同じような感想を与えられるようなものであるべきだ」と強調し、完璧な翻訳は四つの条件を満たさなければならないと主張している。(1)忠実的に原作の意味を伝えること。(2)原作の精神と風格を伝えること。(3)自然で流暢な形式の表現を有すること。(4)類似の読者反応を生み出すこと。
つまり、機能的等価理論を一括して見ると、その中心となるのは、訳文の言葉遣いは流暢で自然であること、訳文の内容は正確に原文の意味をいきいきと伝達すること、訳文に対する訳文の読者の反応が原文に対する原文の読者の反応がほぼ同じであること。3また、ナイダは機能的等価理論は内容と形式の両方の等価に取り組んでいるが、衝突がある場合、機能的等価が形式的等価より優先すると指摘した。
2.2 機能的等価理論と小説翻訳
小説は文学の一つのジャンルとして位置づけられている。小説の定義から見れば最も典型的なところは異なった性格を持つ人物像の造形である。登場人物の描写を通じて読者の心をつかみ、そして、その起伏に溢れた物語を味わわせることができる。また、生き生きとした言葉を用い、読者を自分がその場に身を置いているような気持ちにさせる。
小説翻訳とは単なる原文の内容をそのまま復唱することではなく、完全にそれを理解した上で、巧みに目標言語を用いて原文の内容及びスタイルなどを表すことである。小説のこのような翻訳要求は、機能的等価理論の意義と一致し、ナイダの翻訳理論でもスタイルの対等性が強調されている。つまり、小説の言語を扱う際には、原文のメッセージを忠実に伝えるだけでなく、言語文化の違いを越えて原文のスタイルを伝えることが重要である。
今、機能的等価理論を小説翻訳に応用した実践報告も相次いで現れている。例えば、英語に関する『機能的等価理論の視点から<バーター嬢>翻訳実践報告』(姜竜春、山東大学修士学位論文、2012)で、日本語に関する『ナイダの機能的等価理論の視点から<カエル>中日翻訳方法の研究』(李文静、広東外国語対外貿易大学修士学位論文、2017 年)である。これはナイダ理論を国内外の文学作品の翻訳研究に応用することが可能であることをある程度に証明している。
第三章 ケース ・スタディ.................................6
3.1 語彙の翻訳...............................................6
3.1.1 名詞..............................................8
3.1.2 動詞....................................7
おわりに......................................16
第三章 ケース ・スタディ
3.1 語彙
語彙はあるひとつの言語体系で用いられる単語の総体である。言語体系をどのように限るかにより、内容が変わる。4文章における基本単位であり、テクストを構成する最小要素でもある。語彙を正しく翻訳できるかどうかは全文の質に関わるので、翻訳活動にも重大な影響をもたらす。
日本語はほかの言語から語彙を吸収したと同時に、新たな語彙も作り、また、たとえ同じ言葉でも、まるで異なる意味に使われているものもある。例えば、「学長」という言葉は日本語で『新明解国語辞典(第7版)』により、大学の長である。校務をつかさどり、職員を統率·監督するというものを指す。しかし、中国語では「学長」は「自分より年上か前のクラスメート」を指す。
一方、中国語と日本語は両国の言語文化が異なるために、品詞の変換も必要とされる。例えば、「体が疲れる」の「疲れる」は日本語では動詞でありながら、中国語に翻訳すると、「身体疲惫」となり、「疲惫」は形容詞になる。
したがって、語彙を正確に訳することは非常に重要で、全文の質に関わっている。次は語彙から機能的等価理論による実例分析を試みる。
おわりに
筆者は翻訳実践を行った時、いくつかの経験も出てきた。
まず、翻訳をする前に、いろいろ準備をしておかなければならない。その翻訳実践について詳しく調べることが重要である。テキストのスタイル、内容、翻訳の目的などをしっかり理解してはじめていい訳文ができる。
次に、訳す際に、具体的な実例を具体的に分析する。日本語では多くの漢字を借用しているので、語彙を翻訳する際に、名詞の一番よく用いられる翻訳方法は直訳法である。記述性の自動詞は、中国語でよく形容詞に訳される。ある形容動詞は品詞の変化によって副詞によく訳される。つまり、転位と意訳の技法がよく使われる。慣用句については、国内の俗語に訳され、帰化翻訳とも呼ばれる。
文を翻訳する際に、長文であれ短文であれ、まず文章の主幹を見つけ、順次に残りの部分を補充すべきである。また、長文に対して一番よく使われる翻訳方法は分訳法である。また、日本語には受身文の表現がたくさんある。中国語では、能動文や陳述文を使って事実を述べることに慣れている。そのうち、加訳、減訳の技法もよく利用される。文体の翻訳をする際に、著者のスタイルと一致するために、主人公の特徴をより際立たせるために、加訳と修辞の翻訳技法がよく用いられる。
最後に、日本語では文章の簡潔さのために、著者はよく主語省略文が使われる。主語が省略されても、文脈から読み取れる。しかし、注意すべき点は、中国語と日本語では表現習慣が異なることである。したがって、中国語に訳す時、一般的に主語を補充する必要がある。
参考文献(略)