包含“足”的中日惯用语的对比思考

发布时间:2022-03-28 17:16:22 论文编辑:vicky

本文是一篇日本留学生论文,笔者认为包含“足”的惯用句在日常生活中经常被使用。例如,在汉语中包含“脚”的惯用句中,在有台阶的路面上行走时,用“高一脚低一脚”、“深一脚浅一脚”来表现。我们在表示忙的时候,使用「东书法一脚,西书法一脚」。非常忙的时候,用「忙得脚丫子早上天」表示。在日语中包含“足”的惯用句中,表示腿酸、难走时,用“足重”来表示。


第一章 「足」の基本義と派生義

1.1 日本語における「足」の基本義と派生義
日本語では「あし」の常用漢字は「足」、「脚」、「肢」である。辞書には、「足」にはさまざまな意味がある。例えば、『広辞苑』⑥という本の中で(1)動物の下肢体の部分。(2)胴から下に分かれ出て、からだを支え、また歩くのに使う部分。(3)特に人間の足首から下の部分。(4)形、位置などが、動物の足に似ているもの。(5)物の下部にあり支えの用をするもの。(6)二つ分かれ出たもの。(7)漢字の下部をなす構成部分。(8)雨の降り落ちる形を見立てた言い方。(9)本体の、末と認められる部分。(10)のびて切れない餅のねばりけ。(11){数}直線または平面に、ある点から下ろした垂線がその直線または平面と変わる点。(12)動物の足のように、移動に使う、または移動するもの。また、その移動。(13)歩み。(14)逃げ歩いた道筋。足どり。(15)物の移行。また、その跡。(16)(足のようによく動くからいう)流通のための金銭。
辞典で「足」の意味記述を調べ、身体部位としての「足」と派生した主要な諸意味との関連性については、メタファーとメトニミーによって次のように分類し、整理する。
【基本義】
足は体の一部分である。基本義は人間の足首から下の部分である。動物の下肢の部分は、足の基本的な意味から派生した。人間と同じように手足を持つ動物がある。
【派生義】
(1)足は体の一部分として、体の部分の最下にある。位置的には人間の足の位置と類似しており、ここでは足は類似性に基づくメタファー拡張を意味する。
(2)足には体を支える働きがあるが、これは器物の下で支える働きをする部分に似ており、例えばスツールの椅子の足は足の働きと似ているが、支える働きをすることはメタファーの意味論的拡張に基づくものである。
(3)また、人がどこへ行こうとするかは、まず足の歩行によって体を働かしなければならないため、足の基本義から移働の意味が派生している。
(4)また、物体が移働する過程で、跡が残ることから、「足跡」という意味が派生した。
(5)足は体の一部分として、部分から全体へのメトニミーの拡張し、足は身体の意味である。

日本留学生论文参考

1.2 中国語における「足」の基本義と派生義
「足」の意味は中国にも様々あるが、慣用句では通常「脚」を用いて表現される。『新華辞典』⑦という辞書の中で「足」の意味は(1)脚(2)器物下部的支撑部分(3)满,充分,够量(4)尽情地,尽量地(5)完全(6)值得。『新華大辞典』⑧という辞書の中で「足」の意味は(1)脚;腿(2)足迹(3)像腿状的器物下部支撑部分(4)满;充实(5)不少于,够得上(重量或数量)(6)值得。『新明解日漢辞書』⑨という辞書の中で「足」の意味は(1)下肢。腿。狭义指脚,也用于计算以步为单位的距离。(2)(器物的)支柱。腿儿。(3)步行。脚步。(4)出去。出来。(5)年糕、面粉的粘性。(6)旅费。
「足」の意味を整理することで、「足」の意味を基本的な意味と派生的な意味に分けることができる。
【基本義】
「足」の基本的な意味は「脚」、すなわち人や動物の身体部分の一番下、地面に接する支持部分であり、通常は歩行に用いられる。これ以外にも様々な派生的な意味に変化している。
【派生義】
(1)足跡のこと。人や働物が歩いている間に、足跡が残ることから、この角度から足跡という意味に派生した。これははメタファーの理解に基づいている。(2)全体を指す。足は身体の一部分であり、足と身体の関連性から、足を身体の代わりにすることができるが、これは部分から全体へのメトニミーに基づいている。(3)値する。足の引出しの意味にはこの意味もある。抽象的なメタファーと捉えることができる。(4)器物の下部にあり支えの用をするもの。生活の中には人や働物の足のようなものも多いが、腰掛け、机、椅子などは下部に脚のような支撑の部分があり、これは人や働物の足に似ていて、メタファーの概念理解に基づいて足に例えられる。(5)十分。時間は十分に使える。量の概念はメタファーの理解に基づいている。(6)充足は内心からの知覚であり、部分から全体へのメトニミーに基づく。(7)ある程度手が届く、部分から全体へのメトニミーに基づいて、誰かに比べて比肩する。(8)メタファーに基づいて、量の意味を補う。(9)足も言い過ぎを表し、メタファーに基づく意味を拡張する。(10)植物の根茎の部分も足で表すことができる。

第二章日中における「足」を含む慣用句についての認知分析

2.1 日本語における「足」を含む慣用句についての認知分析
認知言語学のメタファーとメトニミーの二つの角度から、日本語における「足」を含む慣用句を分析する。
2.1.1「足」の基本義に基づくもの
以下は「足」を含む慣用句について分析することである。
[1]そんなとことへ行くなんて、初めから足が進まないよ。(『詳解日本語慣用句辞典』p13)
「進まない」の意味は前に進まない。「足が進まない」という慣用句は歩いたり走ったりする力が弱くなる。この慣用句には特定の心理状態がその状態が起こることに伴う身体的状態により表されるというメトニミーが働くと考えられる。この慣用句は構成要素各自の拡張によるものではなく、全体の拡張によるもので分解できないものと見なされる。
[2]交涉は今もなお足踏みをしている。 (『詳解日本語慣用句辞典』p17)
「足踏みをする」の意味は、遅々として進まないと解釈される。その文字通りの意味と慣用句の意味は非常に似ている。これはメタファーの意味に拡張されたと考えられる。
[3]彼女は足を踏み外して階段から落ちた。 (『詳解日本語慣用句辞典』p21)
[4]彼は正道から足を踏み外した。 (『詳解日本語慣用句辞典』p21)
「足を踏み外す」の意味は二種類ある。一つ目は足を踏み外したこと、二つ目は足を落とすことである。例文[3]で使われた「足を踏み外す」は、メタファーに基づいて、彼女が踏み外し、階段から落ちてしまったことを指す。例文[4]で使われた「足を踏み外す」は、彼が正道を離れ、岐路に立ったことを指す。この慣用句は構成要素各自の拡張によるものではなく、全体の拡張によるもので分解できないものと見なされる。

2.2 中国語における「足」を含む慣用句についての認知分析
以下は、認知言語学のメタファーとメトニミーの二つの角度から、中国語における「足」を含む慣用句を分析する。
2.2.1「足」の基本義に基づくもの
以下は「足」を含む慣用句について分析することである。
「八只脚跑弗及」、「搬起石头打自己的脚」、「脚蹬地,头顶天」、「捆住手脚」、「头顶高粱花,脚踩浆泥瓣」の中で「脚」の意味は「人間の足首」である。「八只脚跑弗及」の文字通りの意味は八本の足が生えても逃げられない。慣用句の意味は死をもって逃げることである。ここで「足」とは「脚」を指す。人が恐れているものに追われると、とても速く走る。ここでの八本足の走り方とは、追われても一人では八本足で逃げられないことを表している。「搬起石头打自己的脚」の文字通りの意味と慣用句の意味は似ている。人を傷つけようとしたのに、自分を傷つけてしまったことである。自分のしたことを自分で責任を負うこと。「脚蹬地,头顶天」の意味には根があり、心が落ち着いている。例えば足で土地を蹴って、頭上で農民が土地を持ったことを形容して、心が落ちつくことができて、土地は基礎の例えで、農民に立脚の地を持たせる意味を表す。「捆住手脚」の慣用句の意味は束縛される。人の手足が縛られると、自由に動けなくなってしまう。「头顶高粱花,脚踩浆泥瓣」の意味は農民が畑に出て仕事をすることである。「看着道儿迈脚步」の意味は事前に配置せず、状況の変化に応じて行動することである。その文字通りの意味は歩き方を見る。メタファーに基づいて、そっと手を置き表に出さず、道を見て足を運ぶことで、事前に段取りをせずに、場合によっては変化する行動を表現している。
「脚大怨骨拐」の意味は自分の身に問題があるのに、他人のせいにして言い訳を探す様である。ここではメタファーに基づいて、足が大きすぎて骨が曲がることをたとえに、問題は自分にあるのに、結局口実を探して人を恨むことを表現している。

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第三章 類似点と相違点...................................35
3.1 類似点...........................................35
3.2 相違点................................37
終わりに....................................39


第三章 類似点と相違点


3.1 類似点
日本語と中国語における「足」は、日本語と中国語の両方において、身体部位とする基本義からメタファーや、メトニミーによって、意味拡張されている。
①「足」の場合は、両国の「足」の語源と基本義が近いため、類似した意味が多い。本稿において、日中「足」の慣用句がともに表す意味については、「動物の下肢体の部分。胴から下に分かれ出て、からだを支え、また、歩くのに使う部分」、「物の下部にあり支えの用をするもの」、「または移動するもの」、「歩み」、「足どり」、「秘密や手がかり」、「基礎」の七つである。これらの意味に関して、日中慣用句は対応している。
例えば「揚げ足を取る」、「足下に付け込む」、「足下を見る」、「足下を見られる」、と「拿后脚」、「拿痛脚」の慣用句の意味は人の短所を暴露し、弱みをつかむことを表している。「足が重い」と「脚底板有千金重」の慣用句の意味は、歩くことも足を上げることもできず、「足が重い」、「足掻きが取れない」と「走到泥坑里拔不出脚来」の慣用句の意味は是非に陥って外れない。「足がすくむ」と「打缩脚」の慣用句の意味は引っ込み思案である。「足固め」、「足元を固める」、「足場を築く」と「站稳脚跟」の慣用句の意味は一定の基礎を築いたり実力を備えたりすることである。「足が付く」、「足が出る」、「馬脚を現す」、「足を出す」と「露马脚」、「漏马脚」、「走了马脚」の慣用句の意味は似ている。隠された秘密をうっかり暴露して、馬脚を露出したのである。「足が早い」と「脚底儿抹油」、「一心忙似箭,两脚走如飞」、「脚后跟打后脑勺」の慣用句は意味が似ている。歩く速度が速いこと。一刻も休まず忙しい。「足の踏み場もない」と「无立足之地」の慣用句は意味が似ている。落ち着きのないところ、立つ瀬がないことである。「足場を失う」と「站不住脚」の慣用句は意味が似ている。足場を失って、立っていられないこと。「足場を固める」と「站住脚」、「立住脚」の慣用句は意味が似ていて、立ち止まって基礎を固めることを指す。「浮き足立つ」、「足も空」と「慌了手脚」、「慌手慌脚」、「毛了手脚」、「忙了手脚」の慣用句は意味が似ていて、物事が突発した時に人が慌てる様子を形容する。「足を踏み入れる」と「插一脚」の慣用句は意味は似ている。何かに関与したり、他人のことに干渉したりする。「足が地に付かない」、「足を空に」と「脚不沾地」の慣用句は意味は似ている。速く走ること、一刻も休まず忙しく動き回わること。

終わりに
本論文では認知言語学の視点から、日中両国の身体部位の慣用句に「足」を含む慣用句を分析し、以下の結論を得た。
中国と日本の「足」の慣用句の分析から、中国と日本は「足」について多くの派生的な意味を持っている。基本的な意味の「足」に関しては、派生的な意味は「全体」、「秘密」、「手がかり」および「基礎」に対応する慣用句がある。この点で、両国は普遍的に認識され、一部の言語は相互に通信可能であると言える。これら以外にも、対応関係がない慣用句が存在する。例えば、日本语では「足が強い」の意味は餅には強い粘りがある。中国語では「足」を含む慣用句にはそのような表現はない。そこで本稿では、認知言語学におけるメタファーとメタファーを用いて、中国と日本の「足」を含む慣用句が例文で表現する意味を分析し、慣用句が表現する深い意味を理解する。
「足」を含む慣用句は日常生活でよく使われている。例えば、中国語における「脚」を含む慣用句の中で、段差のある路面を歩くときは、「高一脚低一脚」、「深一脚浅一脚」で表現する。私たちが忙しいと表現する時には、「东踢一脚,西踢一脚」を使う。非常に忙しい時に、「忙得脚丫子朝天」で示す。日本語における「足」を含む慣用句の中で、足がだるくて歩きにくいと表現する時には、「足が重い」で示す。能力は誰かとはずいぶん違っているを表現する時には、「小指にも足りない」で示す。「足」を含む慣用句は多い。その中には多くの意味がある。日本語学習者として、理解しないと日本語の勉強にも不利である。例えば日本語における「足を洗う」。この慣用句の意味は悪いグループ卑しい仕事から脱して堅気になる。また、悪い行いを止めて真面目になる。この慣用句は中国語の「金盆洗手」の意味は似ている。この慣用句は単に足を洗うという意味ではない。「足がある」の慣用句の意味は交通手段が確保されている。この慣用句の中で「足」とは「交通」のことである。この慣用句は「足がある」という意味ではない。中国語における「高抬脚」。この慣用句の意味は地位が昇格した。単に足を持ち上げて持ち上げるという意味ではない。「足」を含む惯用语をよく理解すれば、中日文化交流や异文化の理解に役立つだけでなく、私たちの生活にもいいところがたくさんある。日常生活での交流はもっと便利である。
参考文献(略)

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